2008年5月20日火曜日

自由と自治

自分が卒業した高校では、「自由と自治」を校風としていた。
生徒会ではなく、「自治会」。生徒手帳も自分が入学した年くらいからできたという話だった。


自由とは、自治とは。
当時からよく考えていた。

昨日、テレビで秋葉原でパフォーマンスが原則禁止となったニュースをやっていた。
インタビューに答えるアキバの人たち。
「一部のやりすぎの人たちの行為が、自分たちにふりかかって迷惑」
「人権の問題も・・・」
(正確には覚えてないので、こんな趣旨だった、というくらいだが)

具体的に何があったのかは知らない。この番組も途中から見たし。
でも。

「自由」とは「なんでもあり」なわけではない。
「自律」が必要である。

他人と生きて行くために、ルールがある。
自分を尊重してもらいたいなら、他人も尊重すべきである。
意見が違って当然なので、どこでどうやって折り合いをつけるか、ということが問題なのである。

ルールがおかしい、時代に合わないのなら、ルールを変えるために行動すべきである。
「おかしいから無視する」のはいかがなものか。


道徳やモラルと呼ばれるものをはじめとして、他人と共存していくための「ルール」もある。
自分の主張ばかりするのはいかがなものか。


他人から規制される前に、仲間内でなんとかならなかったんだろうか、という思いから、「自由と自治」を思い出した、ただそれだけの話。
つらつら、思うがまま。

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